[FXファンド] ブローカー間での裁定取引


2011/05/29  0  ファンド   | By:

カストディが間にあるわけでもなく、契約もA4で3枚のペラッとした物のみ。
ただ、パフォーマンスは、最低で、2%/月。

年末年始の、ノルマをクリアできてない職業トレーダーの、気の狂ったようなトレードでも、大震災のあとの急速な円高でも、EUのとんでもない発言や、米国の予想外の指標発表でも、このパフォーマンスは揺らぎませんでした。

私が利用しているファンドの一つです。

当然、オススメといった話題ではありません。
あくまでも、こういったものが存在する、と言う話をご参考までに。

2つのFXブローカー間での裁定取引

一般的に、FXで裁定取引と言う場合には、相関関係のある2通貨の価格変動の差や、スワップの差をつかうのですが、この記事でいう裁定取引は、本来の意味であるところの、「全く同じ商品を別の取引場で取引を行い、安いほうで買い、高いほうで売る」というやり方です。

2ブローカー間での価格差

FXをやってる人には、アタリマエのことですが、私たちが一般的に行うFXの取引は、カバー取引と呼ばれるものです。早い話、ブローカー(FX業者)が、銀行から通貨を仕入れて、売ったり買ったりしてるわけです。

そして、ブローカーが仕入れをして売り買いしている以上、ブローカーが異なると、価格に差が出ることがあります。

「2つのFXブローカー間での裁定取引」は、この価格差を使って行うものです。

云うほど簡単じゃない

2つのブローカーの、同一通貨の価格をチェックして、価格差がある場合、高い方を売って、安い方を買う。
そして、価格が、先程の高い方を超えるか、低い方を下回ったら、クローズ。
差し引きで、利益が出る。

FXトレードをしたことがある方なら想像がつくと思いますし、システムトレードなどで、トライしたことがある方ならおわかりだと思いますが、コレ、云うほど簡単じゃありません。

そして、これが簡単じゃない理由は、非常に明確です。

それは、「スピード」です。
そもそも、価格差と言っても、数pips程度。ちょっとタイミングを間違えれば、それで終わり。
ここぞというタイミングに、スリップせず間違いなくトレードを成立させなければなりません。

普通に考えると、これをクリアするのは、相当にハードルが高い。
ファンド側の処理速度、ネットワーク遅延、ブローカー側の処理速度・・・利益を損う、スピードの低下を招く要因は山ほどあります。

ところが、それをクリアしている仕掛けってのは、存在しています。

残念ながら、その解決方法は、書けない

でも、書いたら、脱力するような簡単な方法。
そして、それは、ズルでもなんでもなく、正々堂々とした方法だったりします。

どうです?
EAとか作ってる方々、腕を試してみませんか?




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